「確率的に最も高い方法」を選択した方が達成は容易になり、コストに対するパフォーマンスは良くなる。
親が金持ちだから、その子供も金持ちというケースはある。ただ、多くの人が事業を起こすことにより、自分の力で金持ちになっている。この方法が金持ちになる手段としては最も容易と言える。金持ちの子供は決して裕福のまま過ごすわけではなく、努力しなければ維持することも難しい。
もちろん、資金力のない人が大金、具体的には、１億円稼ぐことは簡単なことではない。難易度を下げるために、事業の自動化だったり、金持ちの多くいる環境に自分の身を置く必要性が出てくるだろう。
この記事では本気で１億円を稼ぎたいと思っている人に向け
▶ 最も現実的、簡単なお金持ちになる方法
から
▶ 一億円稼ぐ具体的な方法
として
▶ 情報でお金を稼ぐ
▶ お金に囲まれた環境を作る
必要性まで詳しく述べていきたいと思う。
お金持ちになる最も現実的な方法
お金持ちになる方法というのは、小さい頃から、誰もが一度は考えたことがあるはずだ。
小学生の頃ならば、宝くじがお金持ちになる手段として最も簡単と信じてた人は多いだろう。しかし、宝くじによって、お金持ちの1つの基準ともされる億万長者になった人は、億万長者になった人全体の割合からしたら極めて少ない。
宝くじによってお金持ちになることにコストをかけても、実現可能性は極めて低いのだ。
・年末ジャンボ宝くじが
どのくらい当たらないのかって話あなたは今北海道にいます
これから一円玉が北海道の
どこかに落ちますそれを頭で受け止めてください
1回300円で遊べます
受け止めれたら7億です pic.twitter.com/obHAb3Q4h8— ユニロス@年末年始やや低浮上 (@usa8216900) 2017年12月7日
大学生ぐらいの年齢になれば、億万長者になった人の多くは投資で成功した人だと考えるようになるだろう。しかし、純粋な投資の分野では、年数％の利益を１０年間上げれても、数十％、ましては数百％の額を１０年平均で上げることは、機関投資家と呼ばれるプロ集団の組織でさえも難しい。数百万円を一億円まで増やせた人というのは極めて少ない。
メディアでは例外的にそういった人も紹介されてはいる。しかし、ほぼいないと言っても過言ではない。
純粋な投資による収益で生活をしているお金持ちというのは、年に数％の利率でも十分に暮らせるだけの莫大な資産をすでに持っていた人達である。十億円持っている人が三千万円を稼ぐことは難しくない。これは誰もが想像できるだろう。３％の利息が付く投資というのはタイの銀行の定期預金、大手企業の社債などリクスが比較的少ない投資でも多くの選択肢がある。
つまり、純粋な投資による収益で生活をしているお金持ちというのは、投資で金持ちになったというよりも、元々お金を持っていた人なのである。ただ、投資によって金持ちになったという人が最も多いという回答は完全な間違いとは言えない。この投資を広義で捉えれば、歴史上もっとも多くの億万長者を排出したケースとして当てはまる。なぜなら、広義で言えば投資、狭義で言えば、今まで億万長者になった人の多くが事業（ビジネス）で成功した人だからである。
もっと具体的に言えば、お金持ちの多くは自分でビジネスを始め、事業を株式会社化するなどし、この会社や売却した株がそれ相当の額の評価を受けた場合に億万長者へなっている。これは江戸時代における商人はもちろん、様々な選択肢が生まれた現代においても変わっていない。
お金持ちになる方法を日本で尋ねると多くの人は投資と答え、事業を起こすと正確に答えている人は極めて少ない。しかし、欧米だけでなく、発展途上国においても、お金持ちになる方法として事業を起こすことがもっとも近道だと認識している人は多い。
また、給与という形で収入を得ることが一般的な日本と違い、欧米では事業を作っては売却し、また作るといったことを繰り返して生活している人もいる。
日本では事業を始めると売却まで考えずに長期で企業経営を考える人が多い。しかし、欧米では事業として軌道に乗った頃から売却先を探し始め、数百万円、数千万円のレベルでも売却してしまうのだ。
欧米では、このような小さなビジネスを繰り返し、お金がなくなればビジネスを始めるといった自由な生活を送っている若者が日本より断然多い。タイにもこうしたスモールビジネスを売却し、お金が尽きるまでのんびりと暮らしている欧米人や現地人が数多くいる。
一億円を稼ぐ具体的な方法
お金持ちの基準を具体的な数字であげてもらった場合、「一億円」という額を答える人が多いだろう。お金がほしいと思う時も、日本人なら具体的な額として百万円、一億円という金額を思い浮かべるのでは無いだろうか？
百万円という額ならほとんどの人は１年で稼いでいるし、人によっては月にそのぐらい稼いでいる人もいる。ただ、一億円となるとそうはいかず、人生という長期的なスパンでしか、この額を手にすることはないと考える人が多い。
一億円あれば年に五百万円使っても２０年持つ金額であり、日本でも老後の蓄えとして十分な額である。そんな額の金融資産を一度でも保有する期間を作るのは普通の人は無理だと考えている。しかし、現実には元々金持ちでなくとも、一億円という収益をあげた人が存在している。
一般人、ここでいう一般人とは資金や知名度、お金持ちが周りにいない人のことを指す。彼、彼女が一億円稼ぐための現実的な方法としてどのようなものがあるか？
まずは数字上の話から述べて、そこから更に詳しく説明していきたいと思う。
単純に数字で考えた場合、一億円を稼ぐためには
１．一円の利益を１億回出す
２．十円の利益を１０００万回出す
３．百円の利益を１００万回出す
４．千円の利益を１０万回出す
５．一万円の利益を１万回出す
６．十万円の利益を１０００回出す
７．百万円の利益を１００回出す
８．一千万円の利益を１０回出す
９．一億円の利益を１回出す
以上の方法がある。
回数というのは作業の数になる。下に行けば行くほど一回一回の稼げる額が増えるため作業は少なくなる。ただ、大きな額であればあるほど、現実的に作り出すことは難しくなるだろう。今ではメルカリなどを使えば１回１万円ぐらいは可能である。しかし、１０万円、１００万円の売上は容易ではない。
一億円を一度に稼ぐにはお金持ちへアクセスしなければならない。一般人が億単位のお金を持っているわけがなく、この額を動かせる環境にもない。詐欺師としてターゲットに近づくことすら難しく、宝くじが当たったり強盗等でお金を無理やり動かさない限り、一般人はまず触れることもできない。
一千万円の利益に関しては、一億円の利益を１度に出すよりは簡単だ。しかし、それでもそれなりの投資資金が必要なことから敷居は高い。ただ、１回で百万円、十万円程度となると、日本人であれば多くの人が動かせる額になり、そこまで難しくは無くなって来る。たとえば、車の取引でも数百万円程度は動くため、こうした高額商品売買の手数料でも十万円程度は稼げるだろう。
もちろん、高額商品を扱うとなると、中古車販売業を営む等して、ある程度の在庫も確保しておかないと難しい。
資金力の問題で高額商品が難しい場合は、
１．一円の利益を１億回出す
２．十円の利益を１０００万回出す
３．百円の利益を１００万回出す
４．千円の利益を１０万回出す
５．一万円の利益を１万回出す
以上のように、少ない利益を大量に出していく必要がある。そして、この作業に関しては自動化もできる。
一般人が、少ない資金から成功しているビジネスでは、現状こうした自動化により、少ない利益を大量に出している。自動化はインターネットを出現により、物の売買をはじめ多くの分野で進んでいる。
情報でお金を稼ぐ
商品売買の欠点は在庫が大きなリスクになるという点である。商品を販売するにも、その商品を用意する（在庫を抱える）だけで費用が生じるからだ。
そこで近年は「コンテンツ」を商品として販売したり、コンテンツにより集客して広告料で稼ぐというビジネスが資金力を持たない人の間で広がっている。
昔は信頼を元に企業の経営やビジネスのアドバイスをしていた人達が、顔見知りでもない第三者からお金をもらってアドバイスするようになってきているのだ。企業の経営など、ビジネスに直接結びつくような情報の他にも、副業やライフスタイルに関する情報へも、数十万円払っても買い求める人が多く出ている。
たとえば、ネット起業家の和佐大輔氏は一万円の情報商材を大量に販売し、１７歳で一億円稼ぐことに成功している。上記であてはめれば、在庫費用の必要のない商品で一万円という利益を１万回出すことに成功したのである。
和佐大輔氏
また、世界を旅しながら年収一億円を稼ぐ川島和正氏という方がいる。彼の収入は週刊紙のインタビューで述べていて、それによると
メルマガの広告収入とアフィリエイト収入が1億円。 塾会費で8000万円。 諸経費を引いた年間の個人収入は一億円以上です
週刊SPA！の特集「実録［1億円稼ぐ］錬金術」 https://nikkan-spa.jp/464089
彼のメルマガは日本一読者が多いとも言われており、その講読者は約３５万人いる。 この事実だけでも広告でそれなりの額を稼げているのが想像できるだろう。
また、彼は川島塾という私塾のを毎年主催している。その募集要項を見てみると
・プラチナ会員 年１２０万円 （３０名限定）
・ゴールド会員 年３６万円 （１７０名限定）
したがって、受講者が完全に埋まれば、プラチナ会員の年間受講料で３６００万円、ゴールド会員の年間受講料で６１２０万円稼いでいる。上で言う塾会費で９７２０万円の収益というわけだ。川島塾からの売上だけで１億円近い額がある。
彼の場合、読者が３５万人以上いるメルマガアフィリエイトでは、上で言うところの３（百円の利益を１００万回出す）と４（千円の利益を１０万回出す）の中間に位置し、川島塾では６（十万円の利益を１０００回出す）と７（百万円の利益を１００回出す）に当てはまる。
情報販売の利点悪徳情報商材屋の存在
コンサルティングという形ではなく、コンテンツを電子書籍を含めたパッケージでネット販売する場合やネットに情報を載せて広告費を稼ぐ場合、在庫を抱える必要がなく、作業の自動化ができる。
お店で商品を販売した場合、１日に数百万円稼ぎたいと思っても入店出来る人の数や商品数に限界がある。しかし、コンテンツのネット販売や広告費には通常、限界も無い。
たとえば、ラーメン屋が一躍有名になって人が殺到した場合、１日に販売出来る数は物理的に限られている。売上を増やすためには相対的な作業量、要は店員などの人員も増やさなければ処理できる量にも限界が出てくる。
ネット以外ではかなりの作業や規模を必要とする「一円の利益を１億回出す」、「十円の利益を１０００万回出す」、「 百円の利益を１００万回出す」、「 千円の利益を１０万回出す」を出すことも、ネットでは作業を増やさずしてある程度の規模までは可能なのだ。
情報の販売が増えた結果
専門家からアドバイスをもらうにも、かつては顔見知りや信用できる人からの紹介が主だった。これがネット上で簡単に行えるようになり、情報販売するために経歴を詐称したり、騙そうとするやり方で販売する人も増えた。「誰でも」「簡単に」「１日数分で」などの言葉が踊り、今の情報の販売は価格に見合わないものばかりである。販売する側に利益がありすぎたせいで、消費者（買う側）の損失が多くなっている。
今では情報の販売といえば、警戒されるのが普通になっているだろう。今後は規制される可能性も高く、昔のように簡単には稼げない。
お金に囲まれた環境を作る
ネットにおける情報を使ったビジネスは不特定多数の人へアプローチでき、少ないリスクでお金を稼げる点で優れている。しかし、現在では販売側は増えすぎて、それも難しくなった。
そこで、一億円という額へより達成しやすくするために、お金のあるところへ狙ってアプローチする必要性が以前よりも高くなっている。
秀吉は信長の草履取りから始めて、彼が国内を掌握していく中でも、徹底的に尽くすことで信長の亡き後天下を治めるまでに至った。天下を治めるには相当な努力や才能、運も必要になってくるだろう。しかし、実力も無いのに大物へ媚びへつらって、それなりの位置に登り詰める人はこの世には腐るほどいる。テレビでも、明らかに才能が無いエンターティナーは溢れている。
お金のある所とは、要はお金を持っている人の所である。「一億円を一度に稼ぐことはお金持ちにアクセスしない限りは難しい。」と述べたが、逆に言えば、とにかく金持ちに近づいて可愛がられる存在になれば一億円稼ぐのも難しくなくなる。もちろん、こうした好かれるにしても「可愛らしさ」だったり、時間を取らせる分、後悔させないだけの何かを提供しなければならない。その辺がわかっていない人は数を打っても当たらない。
ソーシャル営業
現代においては、こうしたお金持ちとソーシャル上で絡めるようになった。ソーシャルにおける営業が上手い人ほど有利な時代になっている。
日常的に相手が喜ぶようなソーシャルにおける発言のシェア（いいね）だったりは、本格的な営業を仕掛ける上で最低限した方が良いだろう。ソーシャルのシェアには、悪意のあるリツイート等を除いて嫌がる人はほとんどいない。
プラスにしかならないことは近づきたい人には積極的にするべきだ。好意を持つ女性にも有効な手段である。女性がソーシャルに投稿するのは承認欲求からであり、「いいね！」をもらって嫌がる人はいない。「いいね！」をしてくれる人は非常に重要なので、ただの「いいね！」要員からそれ以上の存在になることも可能なのだ。
コメントをもらうよりも、「いいね！」をもらった方が煩わしさもなく、ポイントも高い。「いいね！」要員から抜けるにも、まずは相手に煩わしさを与えず、与える側としての役割を徹底しよう。
お金持ちになるにはお金が必要
どのぐらいのレベルのお金持ちかにもよるが、多くの資金を余らせているお金持ちは余剰資金の数％は周りにいる人へ投資するのをためらわない人がほとんどである。百億円持っていれば、一億円稼ぐことも難しくない。ただ、一般人ははこうした資金を持っていないだけでなく、周りにこうした人もいない。
お金持ちはビジネスを更に進める際のバックアップとして資金を用意してくれるだけでなく、環境も整えてくれる。人間的な好き嫌いがあったり、プライドをどれだけ捨てられるかなど自分との戦いにもなるが、最短ルートでビジネスにおける目的に達したいと考えるならば、お金持ちに近づくという選択肢を排除しない方が良いだろう。
もちろん、資金を持っていない人が使えるお金を増やす方法として、借金という形で金融機関から融資を受ける方法もある。勤務年数や年収がそれなりにあるサラリーマンであればそこまで難しくはない。しかし、お金持ちからお金を借りるにしろ、金融機関からお金を借りるにしろ、使える資金が増えたところで何らビジネスプランを持たない人が上手く行く可能性は極めて少ない。したがって、ある程度軌道に乗った事業は作らなければならない。
コツコツビジネスを進めて、完全に独力で一億という額を稼いだ人もいる。しかし、目標達成のため、目標達成までのスピードを速めるためにも、お金のある環境に身を置くのは極めて重要なのだ。
