ノーマネー・ノーライフ

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国際送金でもっとも手軽なのは仮想通貨を使った方法である

仮想通貨による送金

 

仮想通貨の送金は指定のアドレスを入力するだけで簡単に行うことができる。

送金から着金までの目安としてはビットコインで1時間程度、リップルなら数十分となっている。送金の手数料も安い。特に、リップルならいくら送っても現在の価格でわずか5円程度となっている。

指定アドレスへの着金までの時間や送金手数料は通貨や取引所にもよる。しかし、従来の日本円で行う国際送金と比べても、仮想通貨による送金は手続きの容易さ、送金までの時間、手数料といったあらゆる点でサービスとしては優れているのは間違いないだろう。

 

ただ、3000万円以上の国際送金では財務省に事後報告するといったマネーロンダリング防止のルールが新たに作られている。また、送金自体が容易でも、送った仮想通貨を現地通貨に変えることができるか?現地の決済方法として使えるか?といった問題がある。

これらデメリットはあるものの、すべての人が国際送金の選択肢に入れておく価値はある。

 

この記事では

▶ 仮想通貨を使った国際送金の手続き

▶ 現地における仮想通貨の決済から現金化の方法

まで詳しく述べていきたいと思う。

 

 

仮想通貨を使った国際送金を行うまでの流れ

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仮想通貨を使った送金手続きでは日本国内、海外で特に違いはない

送り先の取引所・ウォレットが国内だろうが海外だろうが同じように送ることができる。ただし、仮想通貨を送金手段して使うには誰かから購入(個人間での売買)するか、取引所で購入しなければならない。価格は常に変化しているのと、利便性を考えれば取引所で購入するのが良いだろう。

 

仮想通貨の取引所口座開設

仮想通貨取引所の開設には住所氏名と身分証明証の提出が必要になる。記入書類、身分証明証のコピーを郵送で送る方法の他、ウェブサイトで申し込みをしてアップロードする方法もある。また、日本の取引所は口座開設後、登録先住所でハガキの受け取りを求められることもある。ハガキの受け取りが必要なため、日本に住むか、申し込みの住所で誰かに受け取って貰う必要がある。 取引ができるようになったら、2段階認証の設定もした方が良いだろう。いずれの場合も、開設後取引ができるようになるまでには4日から1週間程度かかると思った方が良いだろう。

仮想通貨取引は国内、海外問わずウェブサイトかアプリで行うことになる。パスワードの設定もこの際に必要になる。

 

日本でおすすめなのはリップルの「販売」ではなく、「取引」ができる取引所である。リップルは汎用性も高く、仮想通貨の中でも普及では上位にランクインしている。加えて、送金といった取引に優れた仮想通貨である。

日本でリップルの「取引」ができるのは現状QUOINEXビットバンクだけである。特にQUOINEXは送金手数料が無料なのでかなりおすすめである。

他の取引所でもリップルは「販売」での扱いがある。しかし、販売所での購入は手数料がかなり高くなるためおすすめできない。

 

海外の取引所はネット上の手続きだけで開設できる所が多い。ただ、海外の取引所は仮想通貨で仮想通貨を買う形になる。例えば、ビットコインを基軸通貨にして、他の仮想通貨を買う形になっている。

海外の取引所へは日本円の入金はできない上、仮想通貨を持っていないと取引自体ができない。従って、海外の取引所を利用するにも、日本の取引所で仮想通貨を購入するか、友人から譲り受ける必要がある。

 

仮想通貨の送金

仮想通貨の取引

 

取引所を使った仮想通貨の送金手続きには大きな違いはない。下記のような手続きで簡単に送ることができる。

1.アプリもしくはウェブサイトの送金ページで①仮想通貨を選択し②送る数量③送り先アドレスを入力する。

2.2段階認証およびメールアドレスにて送金の確認(コンファーム)を行う

3.数十分から数時間で指定アドレスへの送金が完了する。ただし、取引所によっては数日かかる場合もある。

 

日本円現金の国際送金では氏名や住所といった記入を求められる。しかし、仮想通貨の送金では求められない。基本的に相手のアドレスがわかれば送金することができる。スマホ1つでも可能なので、従来の方法に比べ、国際送金については圧倒的に楽だと言えるだろう。

 

仮想通貨を国際送金する前に知っておくべきこと

仮想通貨による国際送金

 

上でも述べたとおり、仮想通貨の国際送金自体は非常に簡単である。しかし、送金が簡単でも、いくつかの点は頭へ入れておき、準備しておく必要がある。

 

まず、海外で仮想通貨を使うには、

▶ 仮想通貨を現地通貨に変えることができる

▶ 現地の決済方法として使える

いずれかの条件を満たさなければならない。

また、

▶ 高額な国際送金をしたら財務省へ報告しなければならない

といったマネーロンダリング防止のルールが新たに作られている。

下記でそれぞれ詳しく述べていきたいと思う。

 

仮想通貨を現地通貨へ変える

仮想通貨は国内、海外を問わず送金自体は非常に楽で手数料も安い。しかし、送金自体は楽でも、現地通貨へと変える手段は限定されており、高くつく場合がある。

タイの現地通貨・バーツへの両替を例に、取引所経由でバーツを受け取るまでの流れを説明すると

1.日本円を日本の仮想通貨取引所に入金する

2.日本円で仮想通貨を購入する

3.日本の取引所からタイの取引所へ仮想通貨を送金する

4.タイの取引所で仮想通貨をバーツへ交換(売却)する

5.バーツを取引所から銀行へ出金する

という流れになる。

 

国内の「取引所」だと、1と2の手続きでは手数料がかからないことが多い。ただし、上でも述べたとおり、仮想通貨の「販売所」で仮想通貨を購入する際に、多額の手数料を取っている。

3における手数料は仮想通貨および取引所にもよる。ビットコインの場合、現在の価格で送金手数料は送る数量に限らず500円程度。リップルの場合は数円でQUOINEXからリップルを送金すれば0円である。

2の購入、3の送金は手数料がかかっても、金額によらず一定のことが多い。

4の取引はタイの取引所「BX Thailand」の場合0.25%、5の出金で0.3%程度の手数料がかかる。

つまり、100万円分の送金を仮想通貨で行うと、5000円から6000円の手数料を取られる計算になる。

この手数料は取引所や仮想通貨にもよるので、一概には言えない。基本的に、仮想通貨取引が盛んな国の間で行うとかなり低く抑えられる。日本と韓国などが良い例である。

 

注意点として、海外でも取引所の開設、銀行口座の開設にビザや現地IDを発行していることなどが求められることがある。従って、国内、海外の取引所を介した送金と現地通貨への両替は利用者が限定されてしまう。

こうした制限を受けない、現地取引所における取引と出金での手数料加算を避けるために、海外では個人間での送金がおすすめである。

ネットで仮想通貨を購入し、友人のアドレスへ送金する。送金前のレートで現地通貨を受け取るという流れだ。取引と送金はスマホ1台でも出来るので、実際に会って仮想通貨の送金、現金の受け渡しをすることもできる。

仮想通貨の取引を普段から行っている現地の知り合いが現地にいれば理想的だろう

 

現地の決済方法として使える

日本国内、海外では仮想通貨の決済に対応している店も営業している。カフェやレストラン、ホテルの宿泊料などを仮想通貨で支払うこともできる。

ただ、仮想通貨自体が禁止され決済できない国も海外には存在するし、対応している店は決して多くない。仮想通貨の決済だけで生活できるぐらい充実している都市はほぼ無いだろう。

また、仮想通貨決済の際には、レートや手数料の確認もきちんと確認してから行わないと、損する可能性もある。

決済手段での利便性は決して高くない。海外で使うにも、送金の手段として用い、現地通貨へ両替するのがおすすめである。

 

高額な国際送金をしたら財務省へ報告しなければならない

仮想通貨の送金が3000万円以上に相当する場合、財務省に報告する義務が生じる。この辺のルールはまだ明確には決まっていない。ただ、仮想通貨の送金額が高額になる場合は財務省だけでなく、国税にも報告を求められるだろう。利用用途の説明はもちろんのこと、脱税の疑いがないことも明らかにしなければならない。日本国内だけでなく、仮想通貨の取引所における取引、送金は監視されていると思った方が良い。

送金自体は便利である一方で、後々面倒な部分が生じる可能性はあるのだ。

 

従来の国際送金と仮想通貨による送金の比較

  振込手続き 振込までの日数 手数料

銀行を使った国際送金

銀行の支店へ訪問して、書類などに記入して行う。ネットバンキングによる方法は事前の申し込みが必要。現地銀行口座への入金、もしくは身分証を提示して現金で受け取る。 4日から1週間(国、銀行による) 数千円+為替両替手数料
レミットなどの国際送金サービス 事前の申し込みが必要。銀行だけでなく、現地代理店での受け取りもできる。取引番号や身分証などを提示して現金を受け取る。 営業時間であれば最短で10分。数時間で受取可能。 1000円程度+為替両替手数料(国や金額による)
仮想通貨 指定したアドレスを入力するだけで送金できる。 最短で数十分(仮想通貨、取引所等にもよる。) 0円から1000円(仮想通貨、取引所等にもよる。)

 

従来の国際送金は

1.手続きが複雑

2.着金までに時間がかかる

3.手数料が高い

といった不便さがある。

今でもメジャーな国際送金は銀行を使ったものになるだろう。銀行による国際送金では大手銀行やゆうちょ銀行の支店へ行き、書面に記入して海外へ送金している人が多い。

支店へ行くのが面倒なら、インターネットによる方法でも可能だ。こちらは大手銀行の他、楽天銀行、セブン銀行といったネット銀行でも提供されている。ただし、インターネットで国際送金サービスを利用するなら、事前にサービスの申込みが必要になる。

 

銀行による国際送金は、こうした手続の他、着金までに時間がかかったり、手数料も高い。送る国や銀行にもよるが、送金が完了するまでに1週間かかるのも珍しいことではない。数千円の手数料に加えて、為替両替の際の手数料も取られてしまう。 

 

新しい国際送金サービスとしては仮想通貨の他、マネーグラムのサービスを使ったSBIレミットがある。いずれも着金までの速度が早く、手数料も銀行振込より安い。

 

送金自体の手続きは仮想通貨がもっとも簡単である。確かに、簡単な分、送金先アドレスを間違えた際に戻ってこないといったリスクはある。また、送金自体は手数料が安くとも、現地通貨への換金では別の手数料が生じることもある。

ただ、こうしたデメリットを考慮しても、仮想通貨による国際送金は手段の1つとして用意しておくべきだ。

取引所口座開設には料金もかからない。個人間での売買なら手数料をかなり低く抑えることもできる。身分証を海外で無くした際にも匿名で仮想通貨の受け取り、送金はできる。

リップルといった送金に最適な仮想通貨を日本円で買うのにおすすめの取引所はQUOINEXである。こちらの取引所購入だけでなく、送金にも手数料がかからない。

 

海外在住者、長期で海外へ滞在している人は現地で現金を受け取る手段として、仮想通貨による方法も試しに利用してみてほしいと思う。