単身での引越し費用を安く抑えるには、配送料金が高い大型家電・家具の扱いがポイントになるかと思う。テレビ、洗濯機、冷蔵庫、机などの大型家電・家具が無ければダンボールの配送だけでも引っ越しは可能になる。売却や譲渡などの処分も検討すべきだろう。
この記事ではこうした費用を安く抑えるポイントを踏まえた
▶ 単身での引越し費用を最も抑える方法
から
▶ 「家電・家具の買い替え、ダンボール引っ越し」と「引越し業者」の比較
まで詳しく紹介していきたいと思う。
単身での引越し費用を最も抑える方法
単身での引っ越しの場合、費用を抑える方法としては
▶ 大型家電・家具は処分し、新居先で新しく買い替える
▶ 小さな物はダンボールでまとめて送る
以上の2つがポイントになる。
車を持っている、もしくはワゴン車などを持っている友人に頼む、レンタカーでワゴン車やトラックを借りれば、自分で運ぶことも出来るだろう。荷物が多かったり、長距離の場合は厳しいが、同じ県内などの引っ越しなら友人と数人で引っ越すことも出来るはずだ。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、机などの大型家電・家具はヤマト運輸などの配送業者に頼むと1個につき5000~10000円程度の料金がかかる(大きさや配送距離による)。従って、5万円以上するような家電・家具でなければ処分し、新居先で買い替えた方が良いだろう。
大型家電、家具も新しく買い替えれば配送料金はかからないのが普通だ。楽天やAmazonはもちろん、ヨドバシカメラなどの実店舗及びネットショップでは自宅への配送料が無料になっている。
大型家電・家具が比較的新しい場合は事前にオークションサイトなどで売るべきだ。これを新居での家電、家具購入費に当てることが出来る。古くて売れない場合なども、ジモティーやオークションサイトで無料にすれば粗大ごみ処分の費用はかからなくなる。車を持っていなくとも、ジモティーなら、車で取りに来れる人限定で譲ることも出来る。
家電、家具はリサイクルショップなどへ頼み、トラックで家に来てもらい、処分のすることも出来る。しかし、引き取りに費用を要求され、プラスどころかマイナスになってしまうこともある。
出品や梱包、配送作業、やり取りだったりに手間はかかるが、処分するならオークションサイトなどが良いだろう。
大型家電・家具以外の小さい物、まとめられるものはまとめてダンボールへ詰めて送れば良い。
自分で車を使う場合、友人の車を使う場合でも、量が多い、引越し先が遠いならこうした配送業者も混ぜて利用すべきだろう。
ダンボールの場合も、配送先、大きさにもよるが1個あたり2000円程度で送ることが出来る。
大型家具・家具などは処分して、買い替える。残りはダンボールで送る。
もちろん、この場合の引っ越し費用も、ダンボールの数や買い替える家電、家具の費用、引越し先の距離による。
単身なら、買い替え費用と配送料を合わせても合計5~10万円程度に抑えることが出来るはずだ。新しい家電・家具に囲まれた生活をスタートできる上に費用が抑えられるなら積極的に導入すべきだろう。
ちなみに、インターネットの引越しによるキャッシュバックを受ければ、引越し費用を更に抑えることも可能である。詳しくは下記記事を参考に。
「家電・家具の買い替え、ダンボール引っ越し」と「引越し業者」の比較
「家電・家具の買い替え、ダンボール引っ越し」と「引越し業者を利用した引っ越し」の比較をすると、「家電・家具の買い替え、ダンボール引っ越し」の方が多くのケースで引越し業者を使うよりも費用を抑えることが出来る。
▶ 新居と旧居の距離が離れている
▶ 引っ越し時期が3月などの繁忙期
以上のケースで費用に大きな差が付くからだ。
3月などの繁忙期はもちろんのこと、新居と旧居の距離が離れている場合に引越し業者に頼むと料金は高くなる。距離がある場合ほど「家電・家具の買い替え、ダンボール引っ越し」を積極的に検討すべきだ。
また、 引越し業者を利用した引っ越しでは
▶ 賃貸契約を早めに行わなければならない
という点でも、別途費用の負担が生じる。
引越しを引越し業者に頼み契約する場合は新居も当然決まっていなければならない。3月などの繁忙期では、1ヶ月ぐらい前には引越し業者と契約しないと、費用が大幅に上乗せされる上、夜の引っ越しになってしまう。従って、引っ越し1ヶ月以上前に新居の契約を行うことになるだろう。
新居については契約してからなるべく早く入居する(お金を払う)ように言われる。契約してから1ヶ月先まで、家賃を支払わずに待ってくれない。お金を払わない状態で、物件をキープすることは出来ないのだ。住まなくても数週間分の家賃は負担しなければならない。住む前から新旧の家賃を2重で払う必要が出てくるだろう。
「家電・家具の買い替え、ダンボール引っ越し」なら、1ヶ月も前から引越し業者にお願いする必要はない。1、2週間前に新居の契約をして、引っ越しと同時に退去及び入居も可能である。もちろん、オークションやジモティーで家電、家具の処分は早めに行った方が良い。
▶ 新居へ持っていきたい大型家具、家電が多い
▶ 比較的近場での引っ越し
▶ 3月などの繁忙期「以外」の引っ越し
といったケースでは、引越し業者へ依頼した方が安くなることもある。家族での引っ越しなど、荷物が多い場合は費用面だけでなく、引っ越し業者を利用した方が手っ取り早いので楽という側面もある。
引越し業者を使った引越しで費用を抑える方法については下記記事を参考に。
上記記事では引越し業者による引越し費用の計算方法も暴露している。